サバイバル予選再び
忘れた頃にあるユーロ予選。
ユーロは、普段ヨーロッパーサッカーを観ている者にとってはなじみのスター選手を多数観ることができるし、言葉は悪いが「外れカードが少ない」のが魅力である。
最近テレビまたは生で観た国際大会で最も面白かったのは、おそらくユーロ2000(これを観るためにWOWOWにも加入した)。
旧ユーゴスラビアを応援していたので、グループステージでの死闘(スペインと4-3なんてのもあったな)には激しく盛り上がった。オランダの爆発と失速、ポルトガルの躍進と悲運、イタリアまさかの失点、そしてジダンを中心としたフランスの美しいサッカーが頂点に達した……という、盛りだくさんの大会であったと思う。
オランダの王子が観戦しているのがよく映っていたが、お飾りの公務ではなく、本当にサッカーを楽しみ、特にオランダのプレーに(普通のファンみたいに)一喜一憂していたのが記憶に残っている。
あれは準決勝だったか、さすがにユニやマフラーというのははばかられたのか、黒っぽいジャケットの下に代表カラーのオレンジのベスト(あんな色のベストは普通ない、まさに特注という感じ)を着込んでやる気まんまん、というのが微笑ましかった。
イングランドやスペインは、好きな選手がいるので応援したいが、なんかこう、いつも期待外れというか、「このメンバーでこの結果はないでしょ?」と思ってしまいますな。その点イタリアやドイツは同じようにスター選手の寄せ集めでも、ミッションが明確な感じがする。
本大会のチケットもすでに発売中(3/31まで抽選販売期間)。オーストリアやスイスのスタジアムのことはよく知らないけれど、意外にコンパクトで観戦しやすい……かもしれない。
だめもとで個別試合チケットを申し込んでみるかね。
EURO2008 欧州選手権オーストリア・スイス大会 テレビ&現地観戦ガイド: euro2008.euronavi.net